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「東北大学COI-NEXTの緑内障啓発活動の試み」が日本眼科学会雑誌にアクセプト

2025.10.09 Thu

現在、米沢市立病院勤務中の藤原先生の論文(「東北大学COI-NEXTの緑内障啓発活動の試み」)が日本眼科学会雑誌にアクセプトしました。

① 論文の内容

私達は2024年3月の緑内障週間期間中に仙台駅前の商業施設で緑内障週間イベントを実施しました。多くの市民の方に参加頂きましたが、眼科検査に参加した93名中14名で眼疾患が疑われ(緑内障・前視野緑内障・黄斑前膜・白内障)、23名に受診勧奨を行いました。はがきで11名の受診を確認し、アンケートでも76名中52名が受診の動機づけになったと回答を頂きました。このことから、市民イベントを通じた啓発活動は、眼疾患の気づきと受診行動の促進につながり、緑内障などの早期発見・治療や視機能維持に有用であると考えられました。

② 苦労した点

私は後期研修医として初めて論文執筆に取り組み、データ整理から修正・校正に至るまで全てが手探りでした。最終的に論文をまとめられたのは、多くの先生方のご支援のおかげです。学会発表と執筆の機会をくださった中澤教授、データ解析を共にしてくださった高橋直樹先生、そして学会発表から論文作成までご指導くださった檜森先生に深く感謝いたします。

③ 今後の抱負

今回の論文執筆を通じて執筆作法だけでなく研究姿勢も学ぶことができました。未論文化の研究も進め、10月からの大学院進学後はさらに研究と論文執筆に取り組み、良い成果を報告できるよう努めてまいります。

東北大学眼科学教室の先生方、宮城県眼疾患コンソーシアム様をはじめ、様々な企業様と協力し啓発活動に取り組んでいる結果が認められたこと東北大学COI-NEXT「Vision to Connect」拠点としても誇りに思います。藤原先生、おめでとうございました。

【日本眼科学会雑誌オンラインジャーナルサイト】
http://journal.nichigan.or.jp/Disp?style=abst&vol=129&year=2025&mag=0&number=9&start=787&fbclid=IwY2xjawNS_29leHRuA2FlbQIxMQABHmCzoPM9E1XG9xeHrWryaw94yzscAHnFj2x5uXfuuge1IaUEb_dTdw5oWzOw_aem_BNevvqK73BAzZ3NYIujWSA

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