こどもの目の日 小学校での講演会開催!
2023.06.22 Thu
日本眼科医会は、「6歳、視力1.0」が目にとって大切な節目になるということで、今年から6月10日を「こどもの目の日」に制定し、啓発活動を行うことになりました。
「Vision to Connect」拠点では、その趣旨に賛同し、小学校での講演会を企画。6月22日、仙台市立荒井小学校で3・4年生、150人を対象に、東北大学医学部眼科の吉田清香先生が、近視にならないためにはどんなことに気をつければいいか、お話ししました。
事前に生活習慣アンケートを実施したところ、休日の睡眠時間が短い子どもほど、ゲームやスマホなどのメディの接触時間が長いことが分かりました。家庭でメディアと接触する時間やルールを決めていない子どもも多く、これを機に、お父さんやお母さんと話し合いをしてくださいと訴えました。
2019年の調査では、日本の高校生の7割近く、中学生の6割近く、小学生でも3割以上が裸眼視力1.0未満であり、年々増加傾向にあります。
近視が将来、白内障、緑内障、網膜剥離のリスクを高めることを、さらに広く啓発していきたいと考えています。